こんにちは、笑熊です。
本日、ご紹介させていただくのは、
三千円の使いかた 原田 ひ香 著 中公文庫
です。
こちらの物語は、主人公の、御厨 美帆の祖母の琴子、母の智子、姉の真帆の4人の女性達の、それぞれの日々の生活、人生計画の上でのお金に対する考え方、貯蓄するための節約術などを中心にストーリーが展開されていきます。
おおまかな内容としては、裏表紙にも
解説は作家の垣谷 美雨さんです
ちなみに私も若い頃は、「貯金はしておいた方がいいな」って感覚くらいで、長い人生プランをよく考えて何歳までにいくら貯金とか、ちゃんと目標などを立て考えていなかったですね。
こういったジャンルの小説を読んだのも、初めてかも
読んでみたきっかけは、書店で長いこと平台(書店の棚ではなく本をつんでいる台)にあったし、週間ベストでも連続でランキング上位だったので、店頭で少し読んでみたら面白そうだったので購入して読んでみました
読んでみての感想ですが、文章も読みやすく、ストーリーも現実味があり、お金や節約の話しばかりでなく、家族愛や友情などの要素もあり、とても面白かったです。
そして、とても印象に残ったのが、
お金や節約は、人が幸せになるためのもの。それが目的になったらいけない。
三千円の使いかたより引用
の一文です。
お金があれば確かに何でも出来るのかもしれない
でも、お金で買えないものもあるのではないかと思う
急に大金を持った途端に、大切にしていた、お金で買えない大切なものを知らず知らずのうちに手放してしまっている場合もあるのでは?
そして、その大切なものはお金で取り返せるという性質のものではないと思います
だから、もちろんお金はあったほうがいいけど、上記の一文にあるように、「お金や節約は人が幸せになるためのもの」は納得です。
そして、自分の身の丈に合ったプランで、考えて工夫しながら節約して、貯蓄していく方法を実践していくのは楽しそうです。
でも、たまには外食とかのご褒美でモチベーションを上げて
あ、コレがダメなのかな? 笑
いやいや、そんなことないですよね
だって、たまの外食は幸せなお金の使い方だと思うので✨
最後までお読みくださりましてありがとうございます
それでは、また
三千円の使いかた (中公文庫 は74-1) [ 原田 ひ香 ] 価格:770円 |