こんにちは、笑熊です。
最近、集中して本を読む事もなかなか出来ていなかったけど、
久々に、一気読みしました~😊
その作品は、
・新潮社文庫 卵の緒 瀬尾まいこ 新潮社
です。
こちらの一冊で、
・卵の緒
・7's blood
の2作品が楽しめます。
両作品とも短編で、読みやすい一冊となっております。
初めて、瀬尾さんの作品を読みましたが、どうやらこちらが、デビュー作だったようです。
本の帯びに、衝撃のデビュー作って書いてありました。
自分にとって、デビュー作とかそういう事よりも、単純に面白そうで、読んでみたかったのですが、思ったとおりで、とても面白かった。
あらすじですが、
・卵の緒は、自分が捨て子ではないかと母を疑っている男の子と家族のお話
・7's bloodは、腹違いの弟と暮らすことになった姉と家族のお話
です。
この作品を読み終えて、
相手を想う優しい思いやり、愛情があっても、うまくいく事ばかりじゃない日々の中で、相手の気持ちが分からなくなる時があって悩んだり、葛藤したりする事が誰しもあると思う。
もちろん私も。
大切な気持ちは目に見えないし、形がない。
だから相手に伝わらなかったり、自分の方が相手の気持ちが分からない事がある。
それでも、しょうがないと思っている。
けど、自分の大切な人達には幸せでいてほしいって願ってる。
そして、自分も幸せでいたい。
って、
日頃、自分が思っている感情があふれ出してくるような感覚になって、涙出ました。
感動しました。
まだ読んでいないのですが、瀬尾さんの作品を、もう1冊購入していて、そちらもとても楽しみになりました。
ビジネス書や自己啓発本も好きだし面白いけど、やっぱり小説は面白い!!
違う世界に、旅に連れて行ってくれる。
最後まで記事をお読みくださりまして、ありがとうございます。
それでは、また。