こんにちは、笑熊です。
最近、少しずつ読書する時間を増やそうと意識してます。
何故って、やっぱり読書って面白いと思うし、好きだから。
今回、ご紹介させていただくのは、
・マガジンハウス新書 激安ニッポン 谷本 真由美
です。
過去に、私は、谷本さん著の「世界のニュースを日本人は何も知らない」を読んでブログで紹介させていただきました。
このときも、その内容に驚きましたが、自分が知らない世界情勢を知る事が出来て、自分にとっては、とても為になり、面白かったです。
「世界のニュースを日本人は何もしらない」の紹介記事はコチラ↓↓
今回の「激安ニッポン」につきましては、もちろん知らない事もありましたが、なんとなく「そうだろうな~」と思う内容となっていて、正直、少し憂鬱な気分になりました。
なぜなら、日本の賃金の上昇率の低さ、円安、外国人による日本の土地、住宅の購入など、いかに「日本が安いか」と「それを利用している諸外国の人々」、「この国が世界から取り残されているさま」が書かれています。
目次
第1章 「ニッポンの安さ」を日本人は何もしらない
中略
第2章 転落しているのは「日本」だけ!
中略
第3章 日本が売られる5秒前
中略
第4章 なぜ、「安い国」になってしまったのか?
中略
第5章 「貧乏国」で幸せをつかむヒント
中略
おわりに
激安ニッポンより引用
正直、自分が生まれて育ってきた国の森林、土地、住宅、福祉、医療などが外国人に切り売りされたり、いいように利用されるのは気分が良くない。
それに仕事も、人手不足だからと言って、海外から外国人を呼べばいいという安易な考えだけで進めてほしくない。
日本にだって仕事がしたいのに職につけないでいる人がたくさんいると思う。
そういった人々を積極的に雇える仕組みや体制を企業がとれるように、国がもっとバックアップしてほしい。
例えば、体力が必要な仕事は、ロボット化、オートメーション化して、体力がなくてもやる気があれば、お年寄りや女性であっても働きやすくするとか。
もちろん、それには設備投資などでお金がかかるが、国には、目先の得より、長い目で見た時どうかで考えていってほしい。(この例だけでなく、その他全てについて)
以上、私が本書を読んで感じた感想の一部で、他にもたくさん、思う事、考えることがありましたが、現状をよく知れて良かったです。
個人レベルでどうにかなる問題ではない事ばかりでしたが、
未来の日本がどうなっていくのか予測するには、かなりヒントがある内容だったと思います。
最後まで、記事をお読みくださりまして、ありがとうございます。
それでは、また。